新国立美術館 庵野秀明展
庵野監督の展示会が開催ということで出かけてみました。
一部を除いて写真撮影OKということで撮ってきました。
実家は洋装店だったそうで、そこで使われてた三菱製のミシン
「庵野監督に影響を与えた作品」の模型やプロップも大量に展示
このシービュー号はドコのキットなのかな???
「キャプテン・ウルトラ」のシュピーゲル号
1960年代の日本特撮映画
1/100 大和
左右にも副砲がある初期艤装版
マイティジャック号の特大サイズのプロップ
海面からの飛行シーンなど「水」が絡む特撮ではできるだけ大きなプロップを使う必要があった。
こちらはやや小さいプロップ
艦橋デザインはアヴァンギャルドだけど、足元にはタラップを置いてスケール感を確定させている
マットジャイロ
ウルトラホーク1号
ブレブレだけどマグマ大使の飛行形態
「スターウルフ」の「バッカス三世号」プロップ
側面のディティールは1/48の戦車キャタピラと思しき形状
戦車の転輪ですね
翼の後端にもノズルがみっしりと並んでいる。
新作のサンダーバード映画のプロップとのこと。
マーキングが微妙に違います
ウルトラマンタロウのメカは独特の曲線使いの不思議デザインで有名
映画プロップの東京タワー
形状やディティールも結構違っている
海底軍艦と宇宙防衛艦の 豪天
「総天然色」が謳われている
60年代っぽい「外国人」イメージ
マイティジャック号のデザイン画
ほぼ50年前のウルトラマン スーツ
往時の宇宙戦艦ヤマト グッズも展示
通常航行では光速の98%を出せ、ワープ時は「はやすぎて測れない」という牧歌的な時代
味わいのあるパース
最終回、デスラー艦が突っ込んだ時のシーン。
艦橋のレーダーが無かったり、七色星団での激戦の傷は残ったままだったらしい
ガンダム関連も展示
「めぐり逢い宇宙」の前売り券を買うとこの特大ポスターが特典についてきた。
この「アンドロメダ」は「アンドロメダ病原体」の映画のことと思われ。
これが入ってて「2001年宇宙の旅」とか「サイレント・ランニング」が入ってないのはちょっと不思議
ここからは「庵野監督がつくってきたもの」
中学時代の油絵
高校時代
庵野さんの私物?
同人誌にはヤマト(と松本零士)の影響がしっかりと
アマチュア時代の特撮映画の資料
ペーパークラフトのマットアロー
マットジャイロ
「アオイホノオ」でも取り上げられてた大阪芸大時代のアニメーション
DAICON 3のオープニングアニメ で 手塚治虫先生がやってきた
DAICON 4のセル画
「オネアミスの翼」
まさかレーザーディスクが観れない21世紀になるとは思わなかったなぁ
最初期のポスターではナディアの肌は白かった
ニューノーチラス号の翼の翼弦長はわりと長いのが正解みたい。
この「予定されていた監督」ってのが宮崎駿だとまことしやかに言われてます。
古来からの血統を受け継ぐヒロインや、ブルーウォーター と飛行石、 グランティス一味とドーラ一家 など、
原案の「海底二万マイル」にない要素が似ているのはたしかですね。
1995年に2014年のノートパソコンを予想した時、ディスプレイの枠がグンと狭くなるとかフロッピーが存在しないとかは想定外だったなぁ。
庵野監督こだわりのデザイン監修されたヤマト
第三艦橋のボリュームや補助エンジンと艦体の接続部が独特なデザイン
これキットで出て欲しいなぁ