2014冬 東京 ゴウジャスディナー
昨年秋にリニューアルオープンした「ロオジエ」に行ってきました。
赤いクリスマスツリーが輝いてます。
ポジショニングプレートはこんな感じ。
ストライプに見えるのは「L'OSIER」の文字が細かく入ってます。
ここで「料理でしたらキッチンで係りの者が撮影いたします」とのことで、カメラを預けることに(^^;)
なもんで、チーズのワゴンやプチフールワゴンは撮影できませんでした。
以下、基本的には真上と斜めから の2パターンで撮影してきてくれました。
アミューズ その1:
スプーンのが「スズキのスモーク、カラスミの
せ」
その左の赤いのから反時計周りに
「マカロンにパプリカのクリーム、チョリソーと蕎麦の実」
「リエット風の豚肉とラルド、アーモンドの薄焼き挟み」
「栗粉のチュイル 厚みのあるトリュフのせ」
小さなパーツに技巧を凝らしていて、素晴らしい美味しさです。
アミューズ2: 山栗のスープ、トリュフとパンプキンの賽の目をいれ、チーズのエスプーマを載せて
山栗の滋味が秋の美味しさを届けてくれます。
なんかの手違いで撮影されしまってたらしい キッチンの様子(^-^)
前菜1:「鴨フォアグラのコンフィ パン・デ・エピスのラペ 黒イチジクのチャツネとソーテルヌのジュレ添え」
フォアグラを低温の油脂でゆっくりと火を入れたコンフィを丁寧に解してからプレッセにし、
アクセントにカリカリにした薄焼きイチジクと奥のイチジクチャツネ、
粉にして敷き詰めた パン・デ・エピスと 甘口ワイン ソーテルヌのジュレとを絡めていただきます。
美味いに決まってますね。
前菜2:「千葉産の黒鮑のバターポシェ、チリメンキャベツとヘーゼルナッツ ライ麦のクヌーデル トランペット茸ピュレ 花紫蘇を添えて」
バターと白ワイン、大根のジュで真空調理した黒鮑は驚くほどの軟らかさに仕上がって、鮑の旨みを口中に広げます。
魚料理:「帆立貝のムースに覆われたスズキのパヴェ アルバ産白トリュフ添え クレソンのブルーテ ソースシャンパーニュ」
丸く整えたスズキの周りは帆立貝のムースで包まれていて、グリーンのクレソンソースに浮かぶ リコッタチーズのニョッキ
そして、テーブルで注がれるので この写真には無いクリーム色のシャンパンソースとが渾然一体の美味しさを作り出します。
もちろん テーブルに運ばれた時点から馥郁と漂う白トリュフの芳醇な香りが華やかさに盛り上げます。
肉料理A: コースのデフォルトはこちら
「和牛フィレ肉のロティ トリュフソース セップ茸のコンフィ スモーク風味のセロリラブ ハーブを効かせたエシャロットのクーリィ」
肉料理B:「今週なら雷鳥があります」とのことで 入れ替えてもらった、
「スコットランド産雷鳥のロティ もみの木の蜂蜜でカラメリゼした蕪とフォアグラ、マカロニグラタンとエシャロットのフォンダン、ネズの実香るソース
カシス」
これも テーブルでかけられる カシスのソースは入ってないんですが、ジビエらしい濃厚な肉の味と歯ごたえが楽しめる逸品でした。
ちなみにマカロニ グラタンには 刻んだトリュフがたっぷりと詰まってました。
ここで チーズを コンテ、モンドール、ヴァランセ の3種をチョイスしたんですが、
ダイニングでの話なので写真がないまま(>_<)
アヴァンデセール:
ブラッドオレンジとカンパリのソルベにイチゴやオレンジのジュレ 薄い飴細工添え
冷たい柑橘でさっぱりとリフレッシュ
プチフール:
中央: ピスターシュのマカロン
右から時計周りに 「プチシュー」「ショコラミニタルト」「赤いベリーのジュレ アーモンド薄焼き挟み」
デザートA:「柚子のソルベ 柑橘ジュレとクリームムース」
飴細工で 柚子そっくりに仕立ててあります。
飴細工を割っていただきます。
薄い薄い飴細工を使えるのは レストランのデセールならではですね。
デザートB:「ヘーゼルナッツのスフレ コニャックのアイス添え」
熱々 濃厚なのに 軽やかな口当たりのスフレと 冷たいコニャックアイスの組み合わせの妙味です
プチフールワゴンも撮影できないままですが、次の10種をチョイス
ボンボンショコラ: シナモン ガナッシュ、バラとライチ、サフランとオレンジ、ジャンドゥーヤ
パート・ド・フリュイ: カシス、フランボワーズ、ライチ
フルーツコンフィ: オレンジ、パンプルムス、キンカン
これに
食前酒 「仏蘭西の葡萄畑側で採れる赤い桃のジュースのシャンパン割り」
白ワイン「Chassagne Montrachet」
赤ワイン「Hermitage 1996」
でした。
玄関ロビーのクリスマスツリー
リニューアル前はダイニングが2Fにあったんですが、今は地下になってて、ロビーまで吹き抜けの空間になっています。