東京 豪遊レポ
WF上京のついでに「タテルヨシノ 銀座」にでかけてみました。
PIAS GINZA ビルの12Fにお店はあります。
ダイニングは天井も高く、大きな窓で開放的な空間。
この日(7月27日)は隅田川花火大会が初めて中止になる雷雨となったのですが、その稲光が楽しめました。
中央テーブルには食前酒やパンが待ってます。
食前酒: リンゴのジュレにリンゴのコンポートをいれたシードルのカクテル。さっぱりと夏らしい美味しさです。
グルヌイユが入ってるということで「シェフのおまかせ グラン・メニュー」を選択
アミューズ: 左は薄焼きのプチタルトに夏野菜を載せたもの、右はカリカリと焼いたパン生地にプロシュートを巻いたモノ
前菜1: ポテトのスフレ、カワハギのマリネ
風船のように膨らませて香ばしく揚げたポテトのカリカリした食感とカワハギの旨みが絶妙にマッチ
前菜2:グルヌイユのソテー スパイス風味
旬のグルヌイユをタンドリーチキン風にスパイシーに焼き上げ、パセリのソースでいただきます。
最近 グルヌイユは入手難で高価になりつつあるとか。
パンはミニバゲットとフォカッチャ
というわけでパンケースごと撮らせてくれた(^^)
このあたりで、ワインをグラスでいただく。ジュブレイ・シャンベルタンの2011年だったはず。
前菜3: 毛蟹のトマトファルシー 緑ピーマンのジュレ キャビア添え
トマトの中に毛蟹とアボカドを詰め、ピーマンのジュレを敷いた皿に載せています。
オレンジのソースはパプリカ、赤いジュレはトマトを凝縮したようなトマトジュレ。
キャビアの塩味がアクセントになった 夏らしい爽やかな一品
前菜4: 海老がダメな人は フォアグラのサバイヨンソースのグラチネ、マデラ酒ソース、トリュフ添え
トリュフの香りとフォアグラが渾然とした美味しさです
前菜4: 本来はこちら エクルヴィスのグラタン ソースサバイヨン
魚料理: ブルターニュ産ヒラメのヴァプール ソースマリニエール
60cmほどもあるヒラメのフィレの部分を蒸して、大葉のエスプーマソースといただきます。
グラスワインでも面白いモノをというリクエストに「Beau Paysage」の「TSUGANE la montagne 2011」が登場
少量生産の国産ワインなため入手困難なものだそうです。
丸く滑らかな口当たりなのに、香りも味もしっかりとした美味しいワインでした。
肉料理A: スッポンのココット煮 ソース トルテュ
吉野シェフのスペシャリテ「テット・ドゥ・コション」をスッポンで仕立てた逸品
どこか懐かしい甘辛なソースとスッポンの滋味がシミジミと美味しい一皿です。
肉料理B: 「乳飲み仔牛のポワレ 夏野菜のソース」
チーズワゴンはクリストフルなんですねー
ミモレット18ヶ月、エポワス、ブルー・ド・コルシカ、ブリア・サヴァラン、カマンベール、ポン・レヴェック などなどから
「ブルー・ド・コルシカ」「ポン・レヴェック」それとシェーブルをチョイス。
でも「3種類まで」という縛りは残念ですねぇ・・・
ミモレット と サン・ピエール、ブリア・サヴァランのチョイス
お口直し/アヴァンデセール
バジルのソルベを添えたスモモをシロップでいただきます。
デザートA: スリーズ 「ジュビレ」 フォレノワール
サクランボのコンポートと薄い飴細工の林檎の中にクリームが詰まってます
デザートB: スペシャリテということで、メニューに名前が載ってないのですが、「ハバナ」もしくは「キューバ」ってとこでしょうか
モヒート仕立てのソルベに ショコラシガーをセットにして、夏のキューバを思い起こさせる一皿
食後は エスプレッソ
プチフール
お店を出る頃には雨も止んでいて、よいタイミングとなっていて、
窓から雷光と豪雨を眺めつつ美味しい料理を堪能いたしました。