そんなこんなで、今回の晩御飯は 久しぶりの銀座「ロオジェ」。
前回は ジャック・ボリーさんのほぼ最後くらいの時期で、新しいシェフ、メナール(?)さんになってからは初めての訪問となりました。
テーブルセッティング
食前酒: シャンパン+メロウ・ゴールド果汁のカクテル
プチ・アミューズ: フォアグラのクリームを挟んだエピス・マカロン
マカロンの甘味、フォアグラの旨み、チリの効いたちょっと刺激的な辛味が渾然として これからの料理に期待が増します。
・・・ところが!
この時点でギャルソンさんがやってきて「お写真でしたら、キッチンで私どもが撮ってまいりますよ」と・・・
体よく取り上げられたというか、過剰な?サービスというか orz
なもんで こっからはキッチンで撮影された画像+ ケータイデジカメ画像
アミューズその1: オマール海老のフラン、パプリカスティック添え
慎重に海老を外したつもりが、こんなところで登場(>_<;)。
でも 海老臭さなんてまったくしない、美味しいフランでした。
前菜A: フォアグラとトリュフのサラダ。
前菜B−1: スモークサーモンと半熟卵のキャビアソース
やさしくスモークされたサーモンと半熟卵黄の旨みに、キャビアの旨みがギュギュギューーと届きます。
前菜 B−2: フォアグラ+トリュフクリームの 白隠元豆ポタージュ
キッチンで撮られたのでこの状態ですが、この後、席に届いてから、熱々の白隠元豆スープが周りに注がれます。
トリュフクリームからの魅惑の香りに、スープの優しい甘味、フォアグラのドンと押し出す旨みが届きます。
魚料理A: 帆立貝に白ワインをジャガイモのマッシュでリエしたソースを添えて
芯は温める程度の絶妙な火加減で甘味と旨みを引き出したホタテにほんのりユズ風味が隠れている白ワインソースが合います。
魚料理B:的鯛のトリュフポワレ 貝のジュのソース
これまた 皿から濃厚に立ち上るトリュフが冬を実感させてくれる一品
肉料理A: 鴨のロティ、オレンジソース、ポレンタ添え
これも席に届いてから、熱々のポレンタがサーブされます
キッチンで出来上がったばかりのポレンタ。鍋入り(^−^)
ピンボケですが、ライヨールの肉用ナイフは握りが黄緑のトランスルーセント仕様。
肉料理: えぞ鹿のフィレ、野菜コンソメで炊いた根セロリとチョコを練りこんだパスタに カシスのソース
ビーツとダイコンの繊切りを添えて
あまり冬らしくない今年の冬だったけど、このお肉で冬が実感できます。
ケータイでこっそり撮ったお肉の断面 素晴らしい焼き加減です。
チーズはワゴンサービスなので、仕方なく ケータイ撮影
コースのプチフール: フランボワーズとナッツともう一つはナゾのチュイル風キャンディ
5色マカロン、ミニミニナッツタルト、一口サイズのクリームブリュレ
口直し: 蕩ろとろのフランボワーズジュレにマスカルポネムース
デザートは 以前のワゴンデセールはなくなり、チョコ系5種、フルーツ系5種からのチョイスとなりました。
デザートA: いちごのメルバ
デザートB: ウ・アラ・ネージュ +ユズのソルベ メイプルシロップのエスプーマ、山椒の香り添え
(左側)ユズのソルベの上に レストランデセールのレベルに洗練された
ウ・アラ・ネージュ、その真ん中にメイプルシロップをポッテリと注いだもの
(右側) メイプルシロップのエスプーマの上に ごく軽く仕立てた綿飴を載せ。
真ん中の緑の部分は 木の芽のピュレを・・・たぶん液体窒素で瞬間的に微細氷にしたもの
フランスの伝統菓子が和テイストをまとって、さっぱり軽く仕上がってます。うまーーーー
誕生日お祝いってことで 季節のフルーツのアントルメ
テーブルはこの賑わい
この後、プチフールのワゴンが登場。 ありましたものは
・アーモンドの飴絡め菓子
・35%、60%、70% のカカオ分ごとのショコラ
・オレンジとフランボワーズのパート・ド・フリュイ
・トンカ豆のボンボンショコラ
・チュイル3種類
・プラリネ入りプチシュー
・ミニマドレーヌ
・ユズのガレット
・マスカルポネのガレット
・フレッシュのイチゴを ピュア/抹茶/オレンジの砂糖から1つ選んでまぶして・・・
などなど
で 6種をチョイス
続いて登場のアイスワゴンでは 季節のイチゴを淡いミント風味シロップでマリネしたものと、ミルクアイス、フランボワーズソルベをチョイス。
いやぁ 大満足。
でもって、キッチンで特別に撮影されていた ナゾ?のマスコット
こんな料理の皿は 私たちのテーブルはもちろん、ヨソにも登場していません(^−^)