1/35 FF-X7-Bst-B コア・ブースター Bergeronnette
前進翼とテールスタビレイター×1、ロールスタビレイター×2を装備
左右のテールスタビレーター展開状態
コア・ファイターのエンジンで生成された高温プラズマガスをブースターの反応炉MHDによって加速する。
重メガ粒子砲装備状態
[機体 解説]
コア・ファイターの頑丈な機体と高度なアビオニクスは、様々な追加武装の開発によって汎用性の高い機種としての展開が計画されていた。
記録映像での活躍が有名な「FF-X7Bst
コア・ブースター」や、近年情報公開がなされた特殊兵装「Gアーマーシステム」など幾つもの開発が平行して進められていたのも、MSパイロットの育成・転
換が課題となっていた連邦軍では対MS用航空機の方が大量配備に適するとの思惑があったためである。
本機は地球低軌道から地上域にかけての戦域において、GMより安価でボールよりも格闘戦性能を持つ機材を目指して開発され、AMBAC機動を採用すること
での高機動格闘戦能力と、MHDブースターによる全領域での空戦能力を実現した。Bergeronnette(鶺鴒)の名称はテールスタビレイターでの機
動制御が鶺鴒を彷彿とさせることから名付けらている。
しかし、オデッサ作戦後は主戦場が地球圏を離れて展開したことから、先行量産機が32機配備されたのみで量産は実施されず、極めてマイナーな存在となって
いる。
なお、本機のコンセプトは後にウェーブライダー「ワイバーン」に継承され、多くの派生機を生み出している。