静岡2010冬

1/1ガンダムの展示は「静岡ホビーフェア」の一環で行われています。その会場内では静岡の模型産業の歴史を振り返る展示が行われていました。

ここ静岡は信州からの木材の集積場だったことから、端材を利用した木製品産業が発達。
そのプラモ以前、「木製ソリッドモデル」と呼ばれた模型。
こんなザックリした木材から削ってくっつけて・・・


こういうモノを作るという超絶難度な趣味だったわけです。












そして戦後に海外から「プラスチックで部品を作る」というプラモデルが伝えられると一気にメーカーが出来たということです。


妙にやわらかいプラ樹脂でできてた駄菓子屋キット。当時のものだとしたら、よく残っていたなぁ・・・





プラモデルで何を作るのか? を イロイロと模索していた時代ですね。


潜水艦モノが多いのは、当時の子供の夏の水遊びに向けた商品だったからだそうです。



一大ブームを起こしたサンダーバード









会場には実物も展示されてました。


アポロブームのころは「アポロ1」などという謎の月面車も勝手に作られていました。





タミヤのミリタリーミニチュアシリーズ。
モーターやゼンマイで動かすのが当然の時代に、動かない模型というジャンルを開拓。








タービンエンジンを嬉々として買う子供はいたのだろうか?





ガンダム以前のキャラクターキットたち

















これは「コレジャナイ ヤマト」ですね。 「ガンダム」における「ガンガル」というか・・・












ガンダムブーム以降の製品














ナウシカもプラモが出てました。





ここいらは最近のキットですね。





原子力発電所の中身が見れるプラモ・・・「ラヂオマンーーーー!!!」


ガンダムブームのころの「コレジャナイ ロボ」たち


いずれも 海洋堂のセンムのコレクションでした。






模型雑誌などの作例も展示



これは 1/1 のコアファイター ファインアートとしての作品です。
(でこのコクピットにリュウ・ホセイは乗れないと思うな)





「コッチ見るな」


参考出品の1/12コアファイター 商品化されることはまずないでしょう。















おしまい