大阪 豪遊レポ
路面店に移った 「ル ポンドシエル」 にフレンチ食べてきました。
大正期に作られた旧大林組本店の建物をリノベーションしています。
以前は大林ビル最上階にあって夜景も素晴らしかったのですが、ビルのセキュリティ上22時閉店というのがネックでした。
テーブルセッティングはこんな感じ
プレジュア・ミニチュレ(アミューズ・グールですね):
温かい栗の一口スープ
滑らかなスープに栗の香りと甘味が広がります。
前菜1: 左から フォアグラのプレッセ 自家製パンドエピス風味、ビーツのソルベ、赤玉葱のコンフィ
フォアグラの濃厚な味わいとちょっとオリエンタルなスパイス風味が良く合います。
一口サイズのビーツソルベのほのかな苦味もアクセントとなります。
前菜2: アルバ産白トリュフとポテト 味覚と食感のお楽しみ
季節ですから、トリュフが出ます(しかも白^−^)/
トリュフ風味が立ち上る皿には、ふんわか軽いムースのようなポテトにラルドが忍ばせてありました。
美味しいーーー
前菜3:エスカルゴのクロメスキ アプサンの香り、ポテトのグリエ添え
左奥のグリーンのボールがアプサン(ニガヨモギ)の爽やかな香りをまとったクロケットの一種
下に敷かれているのはセップ茸(イタリア名 ポルチーニの方が有名かな?)
右側にグリエしたプテトの上にエスカルゴと、ゴボウの薄いパリパリシート、そしてポテトピュレソースと赤ワインソースで戴きます。
魚料理: 鮟鱇の低温料理とブロッコリーのムースリーヌ、サバイヨンソース添え
鮟鱇を(たぶん)70度程度の温度でじんわりと火入れして、プニプニした食感を残してままに仕上がってます。
鮟鱇の身に添えられている黒いのはトレンペット茸のピュレをシート状にしたもの、身の左右にあるのはブロッコリーのムース
手前の付け合せはトランペット茸とブロッコリー、ソースはバルサミコ酢のとバジルピュレ仕立てです。
(サバイヨンソースは撮りそびれます)
プニプニとした鮟鱇の身と4種類のソースそれぞれでの味わいが広がります。
お肉料理の前のお口直し:ボージョレーのソルベ
さっぱりとした甘さとボージョレーワインの香りが広がります。
肉料理: 山鶉のロースト 胡椒の香るブイヨン仕立て、秋野菜添え、マスタードクリームとともに
ボケてますがココットでのローストでやってきました。
もちろん、一人分ずつデクパージュしてくれます。
右奥の白いのがマスタード風味のクリーム、その下にはモモ肉をチリメンキャベツと網脂で包んで火入れしたロールキャベツのようなものが隠れています。
タップリのボリュームのお肉に軽めのソースが良く合います。
アヴァン・デセール:
ガラスの器には
レッドグレープフルーツやオレンジなどの柑橘をピュレとソースにして、ホワイトチョコのブランマンジェを上下に挟んでいます。マドレーヌは蜂蜜ベースで
シットリと焼きあがってます。
デセール: 林檎のタタン バニラのクリームとドライフルーツのコンポート添え 青林檎のソルベと生姜のクルスティアン
メインデザートは下から
ジェノワーズ、クリームブリュレ、林檎のコンポート、生姜風味のクルスティアン、ソルベと林檎尽し。ウ
マーーーーイ
クルスティアンのクリスプな食感を添えることでタルトタタンを再構成しています。
プチフール:
揚げ菓子はシェフの故郷ブルゴーニュの伝統菓子 ビューニュ、プチタルトはフランボワースのコンフィチュール
今回のサプライズ企画:
メンバーの一人がご結婚ということで、みんなからのお祝いを用意
大変美味しゅうございました。